「福岡国税局間税会連合会」は、税の知識を高め 、企業経営の健全な発展を目指します。

間税会は、同じような税に関する民間団体である法人会・青申会酒販組合のような縦割型の組織ではなく、事業形態や業種業態を問わず横断的にとらえた団体であるので、間口が広くそれ故にやりにくいというか、まとまりにくい面があります。

しかし、昨今の直間比率の見直し是正等、間接税にシフトする今後の税制のゆくえを考えた場合、間税会は、消費税を中心とした間接諸税に関する団体であるが故に、質・量ともに発展していかざるを得ない団体であるといっても過言ではありません。

最近における税制改革に関する論議を見てみると、

1. 直間比率の見直し是正ということは、消費税を中心とした間接諸税のウエイトを高める方向で見直すことであり、
2. また、所得課税・資産課税・消費課税のバランスのある税体系を構築するということは、所得という入口での課税を少なくし消費という出口での課税を高めてバランスをとるということでもあります。

消費課税のウエイトがたかまるということは、

1. そのために、納税環境整備のための公正・簡素の見地に立っての、消費税を中心とする間接諸税についての税制・執行に関する意見・要望が強く求められているということであり
2. これらの意見・要望の提言団体としての間税会の存在と活動が大いに期待されているということでもあります。

税務署は、関税会が健全な納税者の団体として、会員の適正な申告と納税について、指導と助言を行なうとともに、間税会及び会員に対して高い評価をしています。